ここ数年でリモートでのお仕事で、一日中パソコン作業をする方が増え、人々は俯いた姿勢で過ごすことが多くなりました。
成人の頭の重さは5kg前後あると言われており、それを支える首には常に高い負荷がかかってしまいます。
俯く姿勢は頭を前に突き出し、肩が丸まりやすい姿勢と言われており、これは首から肩にかけての筋肉に大きな負荷がかかりやすい姿勢です。

ここで当院に猫背姿勢、肩こりで悩まれて来院された患者様の症例を紹介します。

【症例報告】

40代　男性
［傷病名］
肩こり、猫背が気になる
［主訴］
肩こりがひどく、仕事ができない。
仕事中会社の方に姿勢が悪いと言われてしまった。
前日リラクマッサージに行ったが、改善しなかった。
［施術内容］
猫背姿勢が強く、骨盤も後傾が強かった為、初回はトムソン治療と背中の筋肉のリリース、簡単なセルフストレッチを指導。
［経過］
2回目来院された際には痛みは無く、

張り感のみが2割残る程度。
力が入りやすい癖があるので、改善する為のトレーニングと

ストレッチを骨盤矯正の後の実施。
今では肩こりを気にすることなく仕事ができています。

当院では肩こりや首の痛み、頭痛などで来られる患者さんは多くいらっしゃいます。

本日は今や現代病とも言える肩こり・首こり・頭痛に効くストレッチや

原因となる姿勢の種類について説明していきます。

1.ストレートネック

ストレートネックとは、正常よりも首が真っすぐになってしまった状態を指します。
正常な首のゆるやかなカーブになっており、横から見た場合には「く」の字状、緩やかな「C」の字状の形をしています。
ストレートネックになってしまう原因としては

・スマホ、携帯の見過ぎで首が前傾姿勢になっている。
・パソコンを前傾姿勢で使用する。
・猫背または反り腰になっている。
・高すぎる枕を使っている。

などが原因で徐々にストレートネックになってしまいます。

2.猫背姿勢

猫背とは、猫のように背中が丸くなっている姿勢のことです。人間の脊柱はもともとＳ字カーブのように湾曲していて、猫背になるとそのカーブが歪んでしまうため身体への負担がかかりやすくなってしまいます。進行するとS字カーブがなくなり、脊柱全体で弧を描くような状態の円背になってしまい高齢者に多い腰の曲がった姿勢になってしまいます。また、肩が内に巻くようになり、見た目がだるそうな感じに見えてしまうこともあります。他にも姿勢が悪くなると身体全体でバランスをとろうとするため、あごが前に突き出してしまうストレートネック、腰を反らすことによって起こる反り腰などになり、背中以外にも影響が現れてきます。

猫背になってしまう原因としては、

・スマホやパソコンを長時間使っている。
・常に下を向いていることが多い。

などが原因で徐々に猫背姿勢になってしまいます。

そしてこれらの姿勢が悪化してしまうと、、、

このような姿勢を放置した結果、肩こりや首の痛みといった症状以外の悪影響が身体に現れる恐れがあります。その中でも日常生活に支障を来す可能性があるのが頭痛です。

頭痛は慢性化した肩こりが原因になることがほとんどです。肩周辺の筋肉の硬直によって、肩から首にかけての筋肉が引っ張られて痛みやコリを感じ、それが原因で頭痛に繋がります。

また、猫背姿勢によって骨格が歪むことがあります。歪んだ骨格が胃腸を圧迫することで、全身に悪影響を与えるケースに注意が必要です。具体的には、便秘や胃の痛みなどの症状が考えられます。

〇ストレッチで改善！

肩こりや首の痛みなどで硬くなりやすい筋肉をストレッチで改善しましょう！

①僧帽筋のストレッチ

頭に手をおき、そのまま横に倒します。

赤い線で記してあるところが伸ばされていたらOKです。

是非やってみてくださいね。

いかがでしたでしょうか？
当院では、患者様一人一人に合った治療法やストレッチをしてずっと悩んでいた肩こりや姿勢を改善できるようにサポートしていきます！

もし不安なことやお悩みがありましたら、是非ゼロスポ戸塚にお任せください！

いつでも笑顔でお待ちしております！

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